久々に一曲完成したのでご紹介します。電気チューンズです。
先日購入したbehringerのTD-3。このブログでも紹介しましたが、名機RolandのTB-303のクローン機です。
TB-303について詳しくは過去ログで。
このベースマシンがことのほかイジっていて面白かったので、1曲アシッド・ハウスな曲を作ってみました!
基本はこのTD-3のみで作り、リズムは相棒のKORG ELECTRIBE MXさんにいわゆるTR-808っぽい音で作成しました。機材はこの2つだけ!!(まあGarageBandでMIXしてますが)
音数はあまり増やさず、ウワモノもTD-3のみであえてシンプルに作ることでアシッド・ハウス的な雰囲気になるかなあと思っております。
TD-3をウニョウニョやりつつ新しい曲を作りましたのでお暇な方は聴いてみてください。
このマシンはただイジっているだけでもとても楽しいです。このウニョウニョ感はアナログだからこそ簡単に出せるんですかね。ただ、アナログだからなのかわかりませんが、他の機器で同期してBPMを合わせているにも関わらず何故か次第にリズムがずれていきます。MIDIとは同期とはなんだったのか!?そのせいか同じフレーズを長々と録れなくて苦労しました。
そのせいもあって、自分の作曲のクセでつい構成を凝っちゃって、そこはもっとシンプルな方が良かったかもですね。まあそこが電気チューンズの味ということで。
ちなみに、リズムマシンのTR-808というのは、これまたRolandさんの伝説的名機で、日本では808なんで「やおや」とか「ハチマルハチ」とか呼ばれています。
1980年に発売されておよそ3年くらいしか販売していませんが、このマシンで作られた独特なドラム音は世界中のポップスやダンス音楽界でド定番となり、未だにこのドラム音を再現した音は現役でバルバリ使われております。特にハンドクラップが独特でこれだけインパクトづけに使われたりします。
試しにDTMソフトをお持ちの方はドラムのサンプル音を見てみてもらえれば、808とかそれっぽい名前の音が入っているはずです。
当初はロックバンドのドラマーの代わりにレコーディングなんかで使おうとしても音がいかにも機械っぽい音なので「これじゃあ使えねえぜ」とあまり売れなかった様ですが、あえてこの個性的なドラム音を生かした使い方で、テクノやハウス、ヒップホップで頻繁に使われだして定番化していったようです。
ちなみにこれ発売期間が短いせいか1万2千台しか作られておらず、実際のマシン本体を持っている人はかなり限られています。ただ、数々のクローン機や音を再現したサンプルで未だに音楽会では現役バリバリで使われいるのです。
最近で有名なのはピコ太郎の「ペンパイナッポーアッポーペン」ですかね。あんま最近じゃないですね。
ピコ太郎さんは本物のTR-808を持っているっぽいですね。
今回はマシンの音を聴かせたいのと、自分なりのアシッド・ハウス感を出したくてインスト曲にしていますが、そのうちこれをもとにウワモノや声も入れてもいいかもですね。
でわでわ。またなんか曲つくります。
behringerさんは808のクローン機も発売しております!見た目もそっくり!
今回私が使用したTD-3 こいつは使えます!