はろー電気チューンズの介です。
もうすっかり冬ですね。
さて、今回は全世界待望のアーティスト、ベックのニューアルバムをご紹介します。
ベック
日本語表記なタイトルが大和魂を喜ばしてくれます。80年代レトロフューチャーなジャケットですが、内容は全然レトロ感無いです。
中身はこんな感じ。輸入盤も日本盤みたいですw
前回のアルバム「カラーズ」がカラフルなポップチューンの乱れ打ちで、グラミー賞を取った前前作「モーニング フェイズ」がホッコリバラードアルバムだったのですが、今回はその中間みたいな印象ですかね。いやどっちかってゆーと「モーニング フェイズ」よりかな。
今作はファレル・ウィリアムと共作と言うことらしいです。N*E*R*Dの人と言うよりは今やアメリカを代表するアーティストですね。
今までのアルバムの中でも一番エレクトロな電子音が多目で、生演奏少な目。全体的にゆったりした曲が多いです。でもどれもとてもポップで心地よいですね。
ベックのアルバムはいつもノリノリのアルバムの後はマッタリ系を出す傾向があるのですが、今回も律儀にマッタリ系を作ったようですね。
素敵ですね〜。
ベックと言えば、デビューの頃はスライドギターにラップを載せちゃうような実験的でとんがったイメージがあり、サンプリングでカントリーやブルースやファンクを作り上げちゃうようなオルタナティブなアーティストだったんですが、2008年の「モダン・ギルト」から2014年まで活動休止して再開して以降は、歌ものに寄ってきている感じがします。よりポップになったというか。グラミーをとっちゃうくらいだし。
そもそもベックの声ってなんか落ち着くと言うか癒されると言うかなんか気持ちのいい声なんですよね〜。
3曲目の「Saw Lightning 」何かは如何にもベックらしい未来ブルースって感じですが、それ以外は基本ゆるやかな曲です。
ちなみにこの曲をフリースタイルで一人で演っている動画があるのですが、これがメチャクチャカッコいい!↓↓↓
Beck - Saw Lightning (Freestyle)
ブルースハーブと床だけでこんなカッコいいライブを一人でできる奴はやはりベックしかいない。
これこそベックの真髄なのかもしれませんね。
アルバムはいつも限界まで作り込んで完成度高いもの出して来る反面、こんな即興でサラッと凄いことをやっちゃうという。
こんなもんベック知らない人でも道端で観たら立ち止まって最後まで観ちゃいますよね。
そんな訳でベックのボーカルがたっぷりと入ったこのニューアルバム「ハイパースペース」
やはりオススメです!
暖かい気持ちになりますよー。
でわでわ。
この記事書くためによく聴いていたらすっかりお気に入りの一枚に。気持ちのいい曲ばかりです。
- アーティスト: ベック,ベック・ハンセン,ファレル・ウィリアムス,テレル・ドゥエイン・ハインズ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2019/11/22
- メディア: CD
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前作。ポップチューンの釣瓶撃ちにやられます。こんなメインストリームな人になるとわなあ…
- アーティスト: ベック,ベック・ハンセン,グレッグ・カースティン,アンドリュー・ワイヤット
- 出版社/メーカー: Hostess Entertainment
- 発売日: 2017/10/11
- メディア: CD
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前前作。休みの朝とかにしみじみ聴くとハマります。これでグラミー賞受賞。
名曲「HAPPY」が最高!
- アーティスト: ファレル・ウィリアムス,ジャスティン・ティンバーレイク,マイリー・サイラス,ダフト・パンク,アリシア・キーズ
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2014/04/30
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