SONIC MANIA に行って来ました
はろー電気チューンズです。
すっかり夏ですが、クソ暑いせいもあって何にもしていません。
試しにキャンプに行ったら何故か急遽台風が来て酷い目にあう始末。台風キャンプ日記もあげたいところですが、今回は8月19日に久しぶりに開催された
SONIC MANIA(ソニックマニア)
略してソニマニに行って来たのでその感想レビューをお届けいたします。
SONIC MANIAは日本を代表する夏フェスのSUMMER SONICの前夜祭的に前日に開催されるオールナイトのイベントで、幕張メッセで行われます。最近はコロナ禍でやってませんでしたが、今年は4年ぶりに開催されました。
4年前はナイン・インチ・ネイルズやマイ・ブラッディ・ヴァレンタインが来日し、深夜の幕張を轟音で包んでいました。私も観に行きましたが深夜3時の轟音は拷問に近かったです。
濃い面子w それもマイブラの後に電気やるとか殺す気だったようだw
今回は本当はSUMMER SONICに行きたかったのですが、チケットが売り切れで取れなかったのでソニマニに行くことにしました。でも一番の目的のプライマル・スクリームはソニマニにも出るので、良しとしました。
プライマル・スクリームは以前にもソニマニに出演しており、その時も名盤スクリーマデリカ再現ライブをしていましたが、今回もスクリーマデリカ30周年ということでもう一回アルバム再現ライヴをするということです。「前観たしなあ」と思いつつもプライマルが来るとなればやはり行かないわけにはいかないのです。
↑前回は2011年ですってw こないだ観たばっかだと思ってたのにw
その他にもカサビアン、スパークス、電気グルーヴ、コーネリアスなどオジさんには嬉しいメンツ。特にスパークスは観たことなかったのでとても楽しみ。
さて、そんな訳でボッチでソニマニ行ってきました。
会場はお馴染みの幕張メッセ。千葉に住んでて良かった。会場まで1時間弱ですから。
最近のライヴのチケットはスマチケとか言ってスマホがチケット代わりになるんですね。すごいですね。コロナ禍なんで検温して消毒していざ会場入り。何だか久々の幕張メッセです。というかライヴ自体が超久々。入口は混んでましたが意外と待たずに入れました。
リストバンドをゲット。
会場に入るとそこはフードエリア。ソニマニなんでサマソニほどではないにしてもちゃんとフードが並んでおります。美味しそうな肉や麺が私を誘うぜ。
しかし、ここはちょっと我慢して物販コーナーへ。結構並んでいましたがプライマルのTシャツ欲しさに頑張って並ぶ。だが、これが全然列が進まない。何だかんだ買うまで2時間近く(!?)かかってしまった。どうやらプラチナチケットというちょっとお高いセレブなチケットを買うと、並ばずに物販を買えるようで、そのせいで通常の列は偉い進みが遅くなっていたのでした。ここでも格差が…
そんなこんな並んでいるうちになんとカサビアンがスタート!物販の列から遠巻きに観ることに。まあカサビアンあんま知らないしまあいいか。解散したザ・ミュージックのロブがサポートで来ているのが印象的でした。曲もよく盛り上がっていたようですね。
そしてなんとかプライマルTシャツをゲット。スクリーマデリカのジャケットデザインの素敵なやつです。赤色のは持っているので白を注文すると何故かスタッフさんは赤のTシャツを「これですか?」と持ってきた。それは俺が今着てるやつなんだわ。予備か?
左 着てるやつ 右 今回買ったやつ
そうこうしていると23時からなんで余裕ぶっこいていたスパークスの開始時間が迫ってきてしまった。急いでフードエリアで牛肉丼的なやつとビールを買い、ボッチ飯を味わう。
丼はこうゆうのでイイんだよ丼。ビールは缶ビール(プレモル)を注いだもの。
まあ途中からでもイイかとのんびり食ってからスパークスのやるPACIFICステージへ。意外とちょうど始まるところで、スパークスをガッツリ観る。
スパークスはボーカルのラッセルとキーボードのロンのメイル兄弟によるなんとも唯一無二なクセの強いアメリカのバンド。でもイギリスで人気が出たようです。一度聞いたら忘れられない曲調もそうですが、天真爛漫に歌い上げステージを盛り上げる弟のラッセルに対し、終始しかめっ面のチョビひげメガネでキーボードを弾くライヴでのビジュアルがとってもいいバンドです。この二人の対比がとても面白くクセになるメロディでライヴは大盛り上がり。
最後の方には終始座って淡々とキーボードを引いていたお兄ちゃんが突如謎のダンスを踊り始め会場のテンションはMAX!いやあ観て良かった。
ところで、サマソニのアプリをスマホに落としておいて、タイムスケジュールで観たいライヴをチェックしておくと時間が近づいたら通知で知らせてくれる機能がありまして、これがとても便利でした。大体30分前になると「もうすぐ始まるやで」と通知してくれるので何度も時間やタイムスケジュールを確認しなくてイイので地味に便利でした。
これホント便利。
次の電気グルーヴはスパークスをガッツリ最後まで観ていたために出遅れてすっかり超満員。流石の人気ですわ。瀧もあんなこともあったけど堂々たる瀧で相変わらずでした。しかしめっちゃ混んでいたのでちょっと後方から30分ほど観て、アプリが「もうすぐプライマルやで」と教えてくれたので、プライマル・スクリームの出るMOUNTAINステージへ。
早めに行ったから前方を確保。
このあとすぐ!!
ちなみにプライマル・スクリームは90年代を代表するUKのバンドで、アルバムごとに毎回まるっきり違うスタイルで曲を作ってくるカッコイイバンドです。
興味ある人は過去記事でプライマルのオススメアルバムなどを紹介していますのでこちらを読んでください。
そして定刻通りメンバーが登場。フロントマンのボビーは会場の誰よりも浮かれたマデリカスーツで登場w
ライブは90年代のロック史に残る名盤スクリーマデリカの再現ライブということなんですが、アルバムの曲は全部やるんですが、曲順やアレンジが結構違っていてよかったです。前回のソニマニでやった時は全曲はやらなかったけど今回は全部やってくれたので嬉しかったですね。ただし今回は完全バンドだけ編成でホーンセクションもコーラスもいなかったのはちょっと寂しかったかな。
アルバムには入っていないEPのみの「スクリーマデリカ」も初めてやるのを観れたし(これ大好き)、中盤のしっとりバラードタイムもこれぞスクリーマデリカって感じで最高でした。しかし、深夜にこれで何人の輩が寝落ちしただろうか…
↑このEPにスクリーマデリカという曲が入っています。スクリーマデリカにはスクリーマデリカは入っていません。詐欺じゃないです。
そして後半のローデッドからのロックスで、後方で死体のように眠っていた輩たちもゾンビの如くムクムク起き上がり最後は大盛り上がりで終わったのでした。良かった〜。
しかし久しぶりな上に深夜2時のライヴはキツい!ただでさえおっさんなのにキツい。とにかく休憩をとまたフードエリアへ。今度は麺類が食べたくなってタイラーメンを食べる。
うまい!
目的は果たしたが、始発電車はまだ。仕方なく会場の床で寝る。幕張メッセの床で寝るのも何年ぶりだろう。(4年ぶりくらい?)しかし、硬いフロアで寝ているとSONICステージからバッキバキのアシッドテクノが鳴り響き始める!そう奴らはHeardfloor!私の大好きなTB303系のアシッドハウスの先駆者だ!
しかし一度休めた体はもう動かない。若い頃はゾンビの様に起き上がれたものだが… 寝たままHeardfloorを夢で踊りながら聴く。そうかだからハードフロアーなのかとか変に納得しつつ。
深夜4時過ぎにも関わらずチルという概念を知らない奴らは朝まで延々と凶悪なアシッドテクノを鳴らし続けたのでした。
無事朝を迎え帰宅。ホント千葉で良かったw
まあ体力的にはまあまあキツかったですが、事前に昼過ぎから仮眠をとっておいたおかげでなんとか生きて生還できましたし、楽しかったです。
なんだかんだでプライマルは通算10回くらい観に行ってるのでまた来たから無条件で行きます。
来年はサマソニ行きたいなあ。
でわでわ
スパークスの代表的なアルバムと言えばこれ。でも活動期間長いのでこれをキッカケに色々聴いてみよう。
アシッドテクノと言えばこれ。ただただベースとドラム。