ぶんぶんはろー電気チューンズです。
ちょっと出遅れましたが観てきました!
スパイダーマン ファー・フロム・ホーム
一体何本のスパイダーマンの映画が出来るのかもはや分かりませんが、もう面白ければなんでもいいので観てきましたよ。
今更スパイダーマンの説明はしませんよ!
さて、スパイダーマンの映画をあまり観てない人や観たけどごっちゃになってわからん!て人もいるでしょーからまず今までのスパイダーマンの映画を整理してみましょう。
まずは、1977年のテレビ映画が最初のスパイダーマンの映画みたいですね。正直流石にこれは観ていないです。まあ昔ながらの特撮映画なんでしょう。
そして時代は流れ、2002年にサム・ライミ監督「スパイダーマン」が公開されます。
えらい時間が経ってますが、やはりスパイダーマンを映画化するにあたってクモの糸でビル群をヒョイヒョイ飛んでいくのを実写にするにはCG技術が発達してからでないと無理だった訳です。
「死霊のはらわた(1981年公開)」
などのホラー映画で名を馳せたサム・ライミが監督で大丈夫なのか?と、とても悪趣味なスパイダーマンになるのではと心配していましたが、結果3部作が出来る程の大ヒット!!このヒットにより日本でもアメコミがようやく一般的に馴染んで来たように思えます。
ちなみに私はこのBlue-rayのBOXを持ってるくらいに好きです。特に2が傑作です。
しかし4作目を作ろうというところでサム・ライミが監督を降板し、この後どーすんだと思っていたら、なんとまさかのリブート「アメージング・スパイダーマン」が始まるのです。
まさにアメージング!
監督もキャストも一新し、お話も最初からやり直しするという「正気か?」と思いましたが、案の定(と言ったら失礼かw)2作目まで作られたもののこれがコケたため、2作で打ち切りとなってしまいます。私も一応観ましたがあまり覚えていないです…
ところでスパイダーマンと言えばマーベルコミックなのですが、何故かマーベルシネマスティックユニバース(MCU)には出てこない問題があるのです。これというのは大人の事情というか、MCUはディズニーが権利持っているのですが、スパイダーマンは先行してライミ版でやっていることもあってSONYが権利を持っているのですよ。なのでせっかくのMCUなのに一番の人気者スパイダーマンを出せないということになっていた訳です。
しかし流石ディズニー帝国お金は京単位であるのでしょう。SONYはお金の力に負けw、しばらくの間レンタル(なのかな?)という形でスパイダーマンを貸し出し、晴れてMCUにも出れるようになり、先日のエンドゲームでも大活躍できた訳です。
そんな訳でMCU版でも単体スパイダーマン映画が作られそれが2017年公開の「スパイダーマン ホームカミング」と言う訳です。
更にその続編が「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」となると。なかなか複雑ですがそんな流れな訳です。
ちなみに今年公開の私絶賛の「スパイダーマン:スパイダーバース」はアニメ映画なのですが、このようにたくさん映画化されているスパイダーマン映画を逆に設定として活かし、パラレルワールドでそれぞれ様々なスパイダーマンが活躍しているという、もうこの先何度でもリブートOKな設定として描いた訳です。
ちなみに2018年に公開の「ヴェノム」はスパイダーマンのスピンオフ映画です。スパイダーマンのヴィランでファンに人気があります。サム・ライミ版の3にも出てきますが。映画的には今のところどれとも直接つながりはありません。
何気にまだ観ていなかった。観なきゃ。
まあそんな訳でスパイダーマンの映画は基本的にどれも(アメイジング〜以外)面白いのでどれから観てもOKなんです。
今回のファー・フロム・ホームもぶっちゃけスパイダーマンがクモに刺されてスーパーパワーに目覚めるという設定さえ知っていればこれから観ても別にOKです。
なんでもMCUはあれも観ないとこれも観ないとと、無駄に観るためのハードルを上げる傾向がありますが、私は一通り観て思ったのが大体どれから観てもどこから観てもOKな気がしますね。で、観て面白かったらその前の話とか、ちょっと出てきたキャラの他の映画も観てみるという観方でもいいのではないかと。
もちろん一から公開順に観たほうがいいのでしょうが、MCU自体時系列が結構バラバラなんで結局どう観てもいいのではないかと。
いろいろ書いて来て、まだファー・フロム・ホームの感想を書いてませんでしたが、面白いです。基本的に高校生活のストーリーなので、まるで日本の少年漫画のように「高校生活やりながらのヒーローは大変だぜ。恋愛もしたいし遊びたいし、でも正体は絶対内緒だぜ。」みたいな軽いノリなので、アメコミにありがちな暗く重い展開も無く、とても気楽に楽しく観れます。そのノリがスパイダーマンという、ヒーローなんだけれど「親愛なる隣人」というキャラにとてもマッチしています。
全体的に青春コメディのようなノリなので終始ニコニコしながら観れましたね。ラモーンズもかかってご機嫌だし。
今回は高校の修学旅行(クラブの旅行なのかな?)でヨーロッパの国々を股にかけて活躍するので旅行映画の一面もあります。ヨーロッパの観光名所でスパイダーマンが活躍し、それに巻き込まれる何も知らないクラスメイトや先生の振り回されぶりが楽しいです。
特に私お気に入りなのが主人公ピーター・パーカーの友達(相棒)のネッドといういいデブですね。
オタクでデブなんですけどそこまでキモくなく意外と気が利いていてるので、単なるおもしろデブにならないいい塩梅のキャラで彼が出てくると目が離せなくなってしまいます。彼は前作のホームカミングから大活躍で、イスの男(デスクから動かずパソコンと無線でヒーローを補佐する人)にあこがれていてノリノリで「イスの男だーwww」と喜ぶところとか超イイです。今作でも更においしい役どころで活躍しています。
今までスパイダーマンてあまり友達がいなかったり、いても敵になっちゃったりと友達運がなかったので彼の存在はとても重要で是非今後も活躍して貰いたいですね。
そーいえば最後にスパイダーマンファンには嬉しい人がちょこっと出ています。
歴代のスパイダーマン=ピーター・パーカー俳優を並べてみました。やっぱりアメイジングだけちょっとイメージ違うかな〜w
アンドリュー・ガーフィールド(アメイジング・スパイダーマン)
スパイダーマンの映画を駆け足で説明してきましたが、なんでこんなに何度も映画化されるほどこのヒーローは愛されているのでしょう?
これはやはり親愛なる隣人だからってところですかね。主役のピーター・パーカーがそこら辺にいる普通の高校生で日夜ヒーロー業と学生生活を両立させようと頑張る姿に親近感がわき親しみやすいヒーローなとこがいいんではないでしょうかね。
藤子F不二雄のパーマンのような。
だから日本人にも人気があるのかも知れないですね。
でわでわ。
サム・ライミ版。これ持ってます。
アメージングじゃなくてアメイジングなんですねwww 今知ったwwwすみません
ブルーレイ2枚パック ?アメイジング・スパイダーマンTM/アメイジング・スパイダーマン2TM [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2015/03/25
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (1件) を見る
MCUの1作目。改めて観たらとても面白かったです。 ヴィランのマイケル・キートンもイイ!
スパイダーマン:ホームカミング ブルーレイ & DVDセット [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2017/12/20
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (17件) を見る
しつこいけど大傑作ですwww
スパイダーマン:スパイダーバース ブルーレイ&DVDセット(初回生産限定) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2019/08/07
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログを見る