へーい電気チューンズです。
久々に映画館で映画観てきました。
このところハリウッド映画などの大作映画化はどれも延期で寂しい限りです。
観たい映画がやらないせいでここ2,3ヶ月くらい映画館に行ってませんでした。
しかし1月公開予定から緊急事態宣言のせいで延期になって3月公開になりましたが、なんとか公開されたので観てきました。見届けて来ました。
シン・エヴァンゲリオン劇場版:||
なのでこのエヴァンゲリオンというアニメを自分なりにおさらいしてみました。
映画の感想はほとんどないです。ネタバレもないです。
1995年に最初のテレビアニメが放映されたのがスタートなので、26年くらいかけての完結編です。なんともなんでこんなに長くなってしまったのかわからないくらいに長引いて長引いてようやく完結なので、正直ホッとした感じですかね。
私がエヴァを観たのが、まさにテレビ放映の第1話でした。
当時大学生だった私は、たまたまテレビをつけたらやっていた訳です。テレビ東京の6時半からの放映だったと思います。
その時は「なんかちょっと変わったロボットアニメが始まったんだな〜」程度に思ったくらいで特にそんな気にもとめてませんでした。
次に観たのがそのテレビ放映の最終回、第26話でした。これもたまたま。「あれ?これロボットアニメじゃなかったっけ?」と思って「多分中盤のおさらい回、もしくは時間稼ぎ回かな〜」くらいに思ってなんとなく観ていると、まさかの
「おめでとう」→おわり
「は?」
まあ打ち切りだったのだろうと思って納得していました。なんとも自己啓発セミナー変な演出が印象に残ってはいました。
どうやらこの(衝撃の)最終回が口コミで話題になり、深夜での再放送時にはアチラコチラで「面白い!」「ガンダムより凄い」「深い」みたいに人気が上昇していった感じだったと思います。
私も深夜放送を録画してた友人からビデオを借りて改めて観ました。
スケールの大きいストーリー!謎が謎を呼ぶ展開!エヴァと使徒との今まで観たこともないバトル!魅力的なキャラクター!明朝体のカッコいいサブタイトル!SF小説からのタイトル引用!何より「人類補完計画」「死海文書」「ロンギヌスの槍」「使徒」などの中二ごころを引きつける単語の数々!
これらに夢中になり全26話一気観!
しかし、後半熱い展開からのこれからどうなるんだー!ってところで、まさかのラスト2話のブン投げ!!(あーこれ前観たわーっとここで思い出すw)
ラストの解釈を巡って様々な議論がアニメ・漫画・映画好きを巻き込んで盛り上がり、多数の解説本が発売されました。
そしたら、どうやら映画で決着をつけるらしいぞー!ということが分かり、劇場版を楽しみに世間も軽い社会現象になっていたと思います。
待ちに待った劇場版。当時は今みたいにネットもなく事前情報も知らないまま勇んで見に行ったのです私。
いやーまさか未完成とは思わなかったですねw それも「DEATH編」と「REBIRTH編」の2部構成で。
1部はテレビの総集編かと思ったら再編集されすぎていて時系列もバラバラのワケワカメ。なんじゃこれ。どーいうことなの?綾波の笑顔とか超絶作画で書き直されてるけど…
↑TV放映時
↑劇場版
まあ、2部で最終回がちゃんと完結するんで我慢我慢。なんつって観ていると、一旦スタッフロールの後に始まった2部は30分くらいであっちゅー間に終了!
それも「はい今日はここまで!続きは劇場で!」みたいな感じで!いや劇場来とるっちゅーねん
いわゆる春エヴァという事件である。ちなみに公開は3月
そんで夏エヴァ(7月)で今度こそ完結だとのこと。
こんなんで鍛えられているので当時からエヴァ観てる人は少々のことでは驚かなくなってします。延期になっても「でしょーね」としか思わないという。
ちょうどフジロックで2004年のヘッドライナーがモリッシードタキャンからのスミスのコピーバンドを体験している人達が何でも笑い飛ばせるメンタルを持つようになったことに似ています。
話は逸れましたが、7月公開の「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」で遂に完結!何となく謎も説明され無事完結したのでした。
「アニメばっかり観て気持ちわりーなお前ら。外出ろ!」みたいなオチでしたが、まあ完結したし納得の最終回でした。
結局スケールこそデカくなりましたが言ってることはテレビ版とあんま変わらない話でしたけどね。
そしてエヴァにハマった人達は解散していき、祭りはおわったのでした。よかったよかった。
が、2006年に突然「もっかいエヴァやるわ」と発表されたのです。
これが今回のシン・エヴァにて完結する新劇場版のはじまりです。
私は正直もうすっかり熱が冷めていたので、もう一回キレイな映像でリメイクすれば若い人達にも新たなファン(犠牲者)が出来ていいんじゃない。と思ったくらいでした。
新劇場版は序・破・急・完結編の4部作で、前編(序)は2007年初夏、中編(破)は2008年陽春、後編(急)と完結編は同時上映で2008年初夏に公開予定でした。
2007年に「序」が公開されるとこまでしか予定どうりに行かなかったですね。まあ予想はしてましたが。
きれいな映像でリメイクされたエヴァは良かったですが、私は映画館では観ずに、レンタルDVDで観ました。どうやらリメイクのようで前のとは少し違うようでした。
それから2年後、予定よりちょっと遅れましたが、2009年に続編の「破」が公開。これもレンタルで観ました。新しいキャラクターが登場したり、今までのキャラも設定に変更があったりで、このへんからかなり前のとは違ってきていました。
何よりもこの「破」はかなりエンタメしており、ラストにいたっては「これこそ俺が観たかったエヴァだ!」と旧ファンにも大喜びで絶賛されておりました。
私は途中の歌がこっ恥ずかしいなあと思って観ていましたけど。
それから3年後、2012年に「Q」が公開。急がQになったのは「破」の予告編からみたいですね。今みると3年くらいなんですが、もっと待たされている感じがしてましたね。金曜ロードショーで「Q」の冒頭が放映された時は、ネット上では結構盛り上がっていたと思います。
私と言えば「エクスペンタブルズ2」を観に行ったら隣のスクリーンが偉い混んでいて、「ああエヴァやってんだ」と思ったくらいで、やっぱりこれもレンタルで観たと思います。
内容はというと、ここまで置いてけぼりにされる映画シリーズもないなと思いました。観ていない人ならまだしも今まで観ていても何がなんだかわからないうちに終わってしまい、前回までのエンタメ路線はすっかり後退して、暗くて理不尽で救いのない訳わからん話になってました。(これぞエヴァと言う人もいる)
当然ファンからもクソミソに叩かれこれまた完結まで2021年まで9年もかかってしまうということになってしまいました。実際は2020年公開でしたがコロナのせいで延期になっています。(とはいえ2020年夏の時点で果たして完成していたか怪しいですけどね)
その間に「シン・ゴジラ」を公開したり、キャラデザの人が書いた漫画版があったりしていたので、もうエヴァはやらないで「Q」で終わりかも?と思ったりしていました。でもまあ「シン・ゴジラ」は面白かったので、もしエヴァの完結編がやったら劇場で観ようかなとは思っていました。
ちなみに漫画版は綺麗に完結しており、私としてはコレで結構満足していました。
そんな中、「シン・ゴジラ」の取材でエヴァも頑張って作ってますよ。と言っていたので、完結させる気はあるんだなと安心しました。
そんなこんなでようやく完結な訳です。こんな駆け足で振り返ってもこんなダラダラとした駄文になってしまうので、本気で振り返ったら大変なことになりそうですね。
でもちゃんと終わったことに意義がある。
スター・ウォーズをエピソード1〜6まで完成させたジョージ・ルーカス(エピソード789?なにそれ?)やロッキーをファイナルまで作ったシルヴェスター・スタローンばりに偉い!!
さて、シン・エヴァンゲリオン劇場版:||は私にとってどんな映画だったかというと
古い写真かなんかで若い頃の自分を見るのは凄い恥ずかしかったのに、今ならちゃんと見れるようになったな〜
そんな映画です。
でもこれは観る人の今の状況によって全然感想が変わって来そうです。
後はシンウルトラマンを楽しみに待てばいいですね。
映画『シン・ウルトラマン』劇場版特報【鋭意制作中 公開日調整中】
でわでわ。
新劇場版において宇多田ヒカルの歌は本編並みに重要だと思います。