Denkitunes Labo

宅録野郎の8bitゾンビ電気チューンズの音楽と映画とゲームのブログ

ターミネーター ニューフェイトの感想

さてさて、前回途中で燃え尽きてしまったので今回こそ書きますよ。感想。

 

 

denkitunes.hatenablog.com

 

アーノルド・シュワルツェネッガー主演

ターミネーター ニューフェイト

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デッド・プールの監督ティム・ミラーさんが監督です。その他リンダ・ハミルトンが28年ぶりにサラ・コナー役で復帰。

1、2の監督ジェームズ・キャメロンもプロデューサーと脚本で参加しており正に万全の布陣!

今回も「これこそT2の正当な続編だ!!」と息巻いておりますが、

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前作が新起動した時も似たような事を言っていたことを私は忘れないように生きて行こうと思います。


『ターミネーター:新起動/ジェニシス』ジェームズ・キャメロン特別映像

 ↑0:39あたり

 

そんな続編続編詐欺の為かアメリカでは大コケしているみたいですね。日本ではそこそこヒットしてますが。私が観た時もまあまあ混んでいました。

 

さて、感想はと言うと

案の定微妙でしたね。

まあクソとまで言いませんがT2以降作られた続編に比べてマシかと言うとそんな事もなく、同じくらいですかね。

 

映画の冒頭に衝撃のシーンがあるのですが、なんかこのシーンすぐに状況を飲み込み辛く、よくわからなかった人も多かったのでは?

え?夢?かと思ったらなんだ本当だったんだーwなんだかなーw

そもそも今までの続編を無かったことにするって根性があまり好きではないし、そこまで言うなら横から口出ししてるだけぢゃなくちゃんと監督しろよキャメロン。と言いたい。

 

リンダ・ハミルトンは頑張って役作りしたせいか、一目でちゃんとT2のサラが年取ったと説得力があるババアになっていることがわかるし、

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未来から主人公のダニーナタリア・レイエス)を助けに来るグレースマッケンジー・デイヴィス)もスラっとしたスタイルにしなやかな動きでなかなか良かったですけど、

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肝心のシュワちゃん、なんかT800と言うことすら見てるうちに忘れるくらいただデカいジジイなだけなんで、もうターミネーター役はいい加減厳しいかなと感じました。

サイボーグだけど人工皮膚だから老化するという設定なんですけど、もう体型も変わっとるやないかーっと思わず突っ込みたくなりました。

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シュワが出ないとヒットしないからと無理くり設定を作って出している感じです。

 

その他様々な設定も(敵のターミネーターRev-9とか、強化人間とか、倒し方とか)ほとんど昔のシリーズから拝借してきたものばかりでオリジナリティーが全然ない。敵のターミネーターくらいもう少し考えてくれよ。結局全身液体金属のT1000が最強だった気がする。

 

今回のターミネーターのターゲットのダニーも守られてばかりじゃあない強い女性を押し出して来て、やたら途中から強気なんですが、なんも策がないし。「逃げるのはやめて、ここで倒すのよ!!」とか息巻いてちゃいますが、みんなハァ?ってなりますよそりゃ。

 

ただお話がアレでもアクションが見応えあれば私的にOKなところもあるんですが、中盤以降の飛行機でのアクションが暗くてよく見えない。暗い上に動きが早いので(まあ見えないんですが)もう観ててストレスMAXな訳です。サーっぱり状況がわからない。

この映画夜のシーンが全体的的に暗く、なんの得があって暗くしているのかがわからない。点けろよ照明!!

 

 

結局ターミネーターは、ストーリーとしては1の時点で完結しているし、低予算だった1を大量の予算で作り直した2で、もうやりたい事をやり尽くしているんですよね。

あとは4の様に未来戦争を描くくらいしか無いんですが、それがあまり観客に歓迎されなかったのが致命的だったんですね。

そんな訳でもうこれ以上正当な続編が作られないかもしれないので、最後に劇場でターミネーターシュワちゃんを観れるラストチャンスという事を考えれば必見です!!

 

 

 

でわでわ。

 

 

 

 

このドラマシリーズも途中までおもしろかったんですけどね。