へーい電気チューンズです。
筋トレ続けてますよー
さて、今回は先月久々に新作を発表したBatllesの話題といきましょう。
Batlles(以下バトルス)と言えば私個人的には
最後のオルタナティブバンドと思っておりこのバンド以降そこまで「こりゃ凄い」と思ったバンドに出会えてないです。
そのバトルスの新作がコチラ
Juice B Crypts
この新作が超カッコ凄い!
いつの間にか2人体制になってしまい大丈夫なのかと危ぶまれていましたが、蓋を開ければ凄まじい傑作を作ってしまっていました。
左がジョン・ステニアー(Dr) 右がイアンウィリアムズ(その他)
前2作は個人的にあまりピンと来なかったのですが、今回はバトルスの特徴である、アナログな電子音のリフとそこから生まれるビートと、人間が叩くドラムのビートのせめぎ合いが復活しており、超名作の1stアルバム「Mirrored」に迫る勢いなんです。
メンバー2人のうち1人がドラムのジョン・ステニアーなのもあって彼のドラムのビートが前面に押し出される曲が多いようです。
えらい高いトコにセットされたシンバルが特徴的。疲れそうw
それにしても残りの音を全部イアン・ウィリアムス(キーボード、ギター、エレクトロニクス)が作っているって言うのも凄いですけどね。
そもそもバトルスはタイヨンダイ・ブラクストンと言う人が中心に結成され「Mirrored」を発表して高い評価を受けたバンドな訳で、1人につき2楽器以上担当するノルマが課せられたかのような変幻自在なライヴが衝撃的だった訳ですが、その中心人物のタイヨンダイが抜け、更にもう1人デイヴ・コノプカも今年から脱退してしまいデュオになってしまったにも関わらずこんな傑作を生み出してしまったのが驚きです。
↓タイヨンダイ・ブラグストン
彼らは「新しいバンドに生まれ変わった」と言っているので、もはや新バンドの1stアルバムのような勢いなんでしょうね。
ゲストで様々なヴォーカルも参加していますが、そのゲストもあくまで曲の素材として扱われており、あくまでメンバー2人が向き合って全編せめぎ合いセッションを繰り広げているような印象を受けます。
1stアルバムの時はメンバー4人がやはりせめぎ合って凄まじいグルーヴを生み出していましたが、今作は2人になった分、よりコアでフリーなセッションになっている気がします。どっちもカッコよいです。
そんなカッコいいので来日しないのかなーっと思ってたら、
来ます!それもすぐ!(すぐ過ぎ)
でも完全ノーチェックだったんで観に行けねーよー。くそー知らんかった。
仕方ないのでバトルスのカッコいいPVを紹介
まず衝撃的だった1stから
さらに1stから。これPVがめっちゃカッコいい!!
今回のアルバムから。なんだかノリノリですw
https://www.youtube.com/watch?v=TDh0uAI_uRM
Battles - Titanium 2 Step ft. Sal Principato
何が何だかすごいですwww
Battles - A Loop So Nice… / They Played It Twice (ft. Xenia Rubinos)
ちなみになんで私がバトルスを最後のオルタナティブバンドと思っているかというと、今はもう音楽シーンはメジャーもオルタナティブも関係なくバラバラになってしまっているからなんですね。これだけ音楽が多様化してしまうとオルタナティブという言葉の意味もあまり関係なくなってしまいますからね。
バトルスが現れたのがそんな音楽シーンになる前の最後の衝撃だったんじゃないでかねー。
とにかく今ここまでの熱量がこめられたアルバムもそうないと思いますので、とてもバトルスの「Juice B Crypts」はオススメです!
でわでわ。
日本版のボートラには「鼓動」が参加しているみたいです。
Juice B Crypts [解説・歌詞対訳 / ボーナストラック1曲収録 / ポスター・ブックレット封入 / 紙ジャケット仕様 / 国内盤] (BRC613)
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- 出版社/メーカー: BEAT RECORDS / WARP RECORDS
- 発売日: 2019/10/11
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日本版の帯に「衝撃!!!」って書いてあったのが印象敵。
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