Denkitunes Labo

宅録野郎の8bitゾンビ電気チューンズの音楽と映画とゲームのブログ

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン

はろー電気チューンズです。

 

YouTubeを観てましたらレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのライブ動画があり、ついつい見入ってしまいました。

 

そんな訳で

今回はレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンをご紹介します。

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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンとは、90年代から00年代にかけてかけて活躍したベビーロックバンドまたはミクスチャーロックバンドです。

ザック・デ・ラ・ロッチャ(ボーカル)トム・モレロ(ギター)ティム・コマーフォード(ベース)、ブラッド・ウィルク(ドラム)の四人組バンドです。

 

レッドツェッペリンの様なヘヴィなギターリフ変幻自在の摩訶不思議ギターサウンドに反体制・革命・反逆のまるでアジ演説の様なラップを乗せるというものでした。

要は音楽における攻撃的な部分のみ(ハードロックからのヘヴィなギターリフ、メッセージを直接ぶつける事が出来るラップ、パンクの反体制的なスタイルと暴力性)を抽出し、見事に合成(正にミクスチャー)したのです。

問題提起やメッセージについても「世界平和〜」とか「人種差別〜」とか漠然としたテーマではなく、もっと焦点を絞った「死刑判決を受けたムミア・アブ=ジャマールの釈放」や「サパティスタ民族解放軍による武装蜂起運動」「先住民への搾取」などの反体制メッセージを正に曲を武器にして戦うと言うものなのです。

彼らにとってはまずメッセージがあり、戦う事のみに特化した曲、歌詞で戦う。と言うあくまで音楽は手段でしかないのです。

 

それが何故こんな英語も政治も革命も知らない極東の私たちにまで人気があったのかと言うと、単純にカッコ良かったからなんでしょうね。

 

言葉もメッセージもわからんけどカッコいい→歌詞を調べる→ワイ「ほえ〜」→ニワカワイ「フリーーーーダーーーーーム!!」

 

とりあえずこれ見てください。


Rage Against the Machine - Bullet In The Head - 7/24/1999 - Woodstock 99 East Stage (Official)

はい、カッコいい。なんだかわからなくてもすごい怒りとエネルギーを感じますね。政治的メッセージを届けるために曲を限界まで研ぎ澄ました結果、とんでもなくカッコいいものになってしまった訳です。

 

後の詳しいバンドの詳しい情報が知りたければwikiを見てください。

 

さて、彼らのサウンドの特徴として、さっきも言いましたが変態的なギターサウンドがあります。ギターのトム・モレロはギターソロになると、普通はイカしたフレーズを奏でるところを、サイレンの様な音クラッチシンセにしか聴こえない様な電子音を奏でます。

正直最初にレイジで衝撃を受けたのは、CDを聴いた時はシンセの様な音が鳴っていて「音源ではシンセも被せてるんだなー」と思っていたところ、ライブ映像を見て、「え?これギターで弾いてたの?」となった時でした。

当時はギターでこんな事やる人は見た事なかったのでそれはもう驚きましたよ。

私基本的に最低限の人数でやるバンドに弱い傾向がありまして、たった4人でこの音圧!?迫力!?とすっかり大ファンになってしまいました。

 

↓このギターソロ聴いてくださいよ(3分40秒あたり)なんつー音だwww


Rage Against the Machine - Killing In The Name Of - 7/24/1999 - Woodstock 99 East Stage (Official)

最後に逆さ星条旗を燃やす!!

 

↓これなんかのっけから変態ギターです。(ちょっと画質音質悪め)


Rage Against The Machine - Fistfull Of Steel - 1993

初期の頃も荒々しさがあってかっこいいですね。 ザックのテンションヤヴァイwww

 

 

 

そんな訳で現在こんな反逆的なスタイルのバンドはまずいないと思われますので(hip-hopの人にはいるのかも)今こそ是非聴いていただきたいですね。そして拳を振り上げて欲しいものです。

 

 

でわでわ。

 

 

 

 

まさに衝撃の1stアルバム!ジャケはベトナム戦争反対を訴えて焼身自殺をした僧侶の写真だ!

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン

 

 

2000年のこのライヴを最後にザックが脱退。解散します。その後再結成しますがイマイチパッとしませんw このライヴはこのバンドの全盛期最後の記録として必聴です!