はろー電気チューンズです。
ファーーーーwww
すいません。
さて、ディミアン・チャゼル監督の新作。
を観てきました。
ジャズドラマーの鬼気迫る叩きっぷりを描いた「セッション」、明るく楽しいミュージカルシーンは実は最初だけで夢を追い求めて成功するものと挫折するもののドラマを描いた映画「ララランド」に続いてチャゼル監督の3作目です。
3作目にして随分スケールの大きな題材を選んだものだ。それも伝記もの。
「ララランド」でも主演だったライアン・ゴズリングがニール・アームストロング船長を演じます。
一応言っときますけどこれは私個人の感想なんで「そんな事ない!」と思ったらこのブログは閉じて実家に帰っていただいて大丈夫です。
先に言っときます。
イマイチでした。
宇宙!アポロ計画!ジェミニ計画!ロケット!ドッキング!月面着陸!!
と、男の子が燃える要素てんこ盛りなのに何故か全然燃えれませんでした。
要は「ライトスタッフ」や「アポロ13」の様な熱いドラマやハラハラドキドキはほとんどなく、ただ淡々とミッションをこなすアームストロング船長の視点でとても個人的なお話として描かれます。
基本は狭い宇宙船の船室と船長のアップ。宇宙ものなのに、見える宇宙は宇宙船の小窓から見える景色のみ。
でも最後まで溜めて溜めて、ラストにバーンと宇宙と月面を見せてくれれば一気にカタルシスとなるのでそれを狙ったんでしょうかね?
ただラストの頃には、残念な事に私はすっかり飽きてしまいましたwww
ちゃんとラストにバーンとなるんですけどね。
中盤から後半にかけてが退屈過ぎ。
冒頭のジェット機のシーンは「これは名作の予感」と思ったのですが、そこがピークでしたね。後、中盤のジェミニ計画中のトラブルのところも息詰まる圧迫感が凄かったですけど。
宇宙飛行士というと華々しく男の子の憧れ!っと思いがちだけど、実際の当人たちはこんなもんですよ。ってことを言いたかったんすかね?
人類にとっては大きな一歩でも当人にとってはただ任務をこなしただけですよ、と。
「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。」と、同じ事なのに逆にみると随分意味が違うということか。
どっちにしても私は乗れませんでしたね〜。
アームストロング船長の目線だから視点がこんな狭くなるのはわかるんですけどね。
要は宇宙開発のアポロ計画をアームストロング船長を中心に描いた伝記映画!として見に行くと肩透かしをくらう、船長の個人的な人生の物語をすごくマクロな視点で描いたドラマだったてことですね。
もっと他の題材でやって欲しかったですな。
なんで、ハリウッド的派手な演出やカタルシスに飽きた人におすすめです!
でわでわ。
宇宙開発の熱いドラマを観たいならコレ!
宇宙でのトラブルと頭のいい人達のチームパワー力で「やったぜ」感を味わうならコレ!