Denkitunes Labo

宅録野郎の8bitゾンビ電気チューンズの音楽と映画とゲームのブログ

映画「メイフィールドの怪人たち」を紹介

はろー電気チューンズです。

 

今回は久々映画紹介コーナー。

 

1989年のホラーコメディ映画。

トム・ハンクス主演。ジョー・ダンテ監督。

メイフィールドの怪人たち(原題 he 'burbs)

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です。

 

今亡きレイア姫でお馴染みのキャリー・フィッシャーも奥さん役で出ています。

コリー・フェルドマンも近所の若者でいい味だしてます。

 

映画のあらすじとしては、

アメリカの郊外の住宅地に住み平凡な男レイトム・ハンクス)の隣に最近引っ越してきたクロペック一家。挨拶もなければ庭の手入れもなく夜な夜な不気味な音をさせるクロペック一家を何とも怪しいと思ったレイとその近所の友人たちは、休暇だと言うのにどこも行かずクロペック一家の正体を探ろうとする。

果たしてクロペック一家は本当に怪しい一家なのか、それともレイたちの勝手な思い込みなのか…。

 

と言うお話なのですが、全体的に基本ふざけてますし出てくる人の殆どが変人ばかりです。

何と言ってもトム・ハンクスのコメディ演技が最高で、笑わずにはいられません。トム・ハンクスはこれと「マネー・ピット」の印象が強く未だにシリアス演技よりコメディをやって欲しいなと、個人的には思っています。

近所の友人たちも曲者ばかりで、信じられないくらい空気を一切読まないアート(リック・ダコマン)や自称退役軍人ジジイのマーク(ブルース・ダーンなど、トラブルしか生みません。唯一まともなのは奥さんのキャリー・フィッシャーくらい。

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左がアート。ひどい男です。ちなみに右の ジジイもヤバイすけど。

監督はあのグレムリンジョー・ダンテ。以外とそんな多作では無いですがスラップスティックでちょっとブラックなコメディが得意で、今作でも存分に発揮されています。全編気の利いたブラックジョーク満載でさすがグレムリンの監督と言ったところでしょうかね。

 

とにかくこのレイと近所の人たちのやる事が無茶苦茶で隣人が怪しいからと言って、のぞき・人んちのゴミあさり・ピンポンダッシュwww・不法侵入(窃盗も)とどんどんエスカレートしていき、隣人のクロペック一家が怪しいというかお前らの方がヤヴァいだろwwwと思わずにはいられません。

でも庭から出てきちゃうんですよね〜www

 

昔のホラー映画のオマージュもたっぷり入っているのも私好みなところですね。音楽が御大ジェリー・ゴールドスミスなのですが、いかにもな昔の怪奇映画音楽が大げさすぎて笑えます。ハモンドオルガン「じゃ〜ん♪」みたいな。

悪魔のいけにえのパロディも好き。

 

いい大人が年甲斐もなくガキ丸出しで探検・スパイ「ごっこ」を真剣にやる姿は退屈な日常を面白くするための知恵なのか?ただのバカなのか?

それをコリー・フェルドマンや若者たちがが楽しく大人達を観覧しているのがいいですね。友達集めてピザ頼んで。「映画より面白えwww」と。

 

そもそもジョーダンテ自体が、ガキが考えたような妄想を超意識高い過去の映画へのオマージュ満載で映画を作る人なのでこんな映画が出来上がるのでしょう。(その最たるものがグレムリン

ティム・バートンも似た作風の監督ですが、何と言うかダンテより美意識が高いアート系と言うかちょっと立派な感じ?オモチャ箱をひっくり返したらそれを一つの世界観を持った作品にしちゃう感じ?感動もさせちゃうし。

ダンテさんは、オモチャ箱をひっくり返してさらにそれで遊んでいるようなイメージですかね。感動はないですw

よくわからんけど。

 

とにかく肩の力を抜いてビールでも飲みながら週末に観るのが最高な映画ですね。

おすすめです。

 

 

でわでわ。

 

 

 

DVDはあるようです。ポチるかツタヤに走るのだ! 

 

 このハンクスも笑えます。

 

ジョー・ダンテと言えばやはりこれでしょう。ギズモ可愛すぎだろ。 

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