アカン全然ブログ更新してへんwww
…そんな訳で気を取り直して昔話でも語ろうと思います。
90年代後半にはまだDTMという言葉は無くてですね、デモテープを作ろうとなると練習スタジオに入って、スタジオのテープレコーダーで持って来たカセットテープに一発録りで「せ〜の」で録る!というものでした。(でもパソコンはもうあったから一部ではDTMもあったのかも知れませんね)
そして、家でデモテープを作る時、所謂宅録をする場合は、MTR(マルチトラックレコーダー)とゆうものを使います。
こんなんです。勿論アナログです。
私が持ってたのは多分こんなやつだったと思います。懐かしい。でももうちょい青い色だった気もする。
カセットテープはA面とB面と表裏ありまして、その裏表のトラックがそれぞれステレオなんで2トラックあり、裏表合わせて4トラックあります。
これらの4つのトラックにギターや歌やドラムやベースを1トラックずつ録音し、他のテープにダビングしてミックスするというのがこの時代の宅録の基本でした。
中には8トラックや16トラックのもあったみたいですけど貧乏な私が買えたのはせいぜいこれくらい。
さて、宅録なのでドラムは当然ありませんし、ベースも持ってません。まあベースはジョンスペもベース無いしいいか…と納得出来るのですがドラムがないと流石に弾き語りの曲しか作れません。
そこで私がビートメイキングに使ったのがコチラ。
BOSSのサンプラーSP-202 その名も「Dr.Sample」!!!
そうですサンプラーです。ドクターってのが泣かせますね。いいですね。
何故かドラムマシンでなくサンプラーを買った私。このころでもちゃんとドラムマシンも各社から発売されており買おうと思えば買えたのですが、なんとなくサンプラーの方がドラム以外の音も使えていいかも!と若き私は思ったようです。
ラインでもサンプリング出来ますし、マイクも付いているのでそのままの音も録れます。ピッチも少しは変えれるし、最大16個までサンプリング出来て4つ同時に鳴らせられます。(ベースもサンプリングしちゃえばいい訳ですね。当時の私先見性ある〜www)
当時は楽器屋で色々な音のサンプルが入ったのCDが売っており、それをサンプルしたり持ってるCDの使えそうな音ネタをサンプリングしてビートを作ってMTRに録音していました。このサンプリングと言うのが「楽器なんか出来なくても曲を作ってやんよ」的なパンク魂を呼び起こしたんですかね。
思えばこうゆうやり方が今の私の音楽性に繋がっているのでしょう。
で、ギターも録る訳ですが、当時は安いアンプなんかもまだ無くカッコいい歪んだ音のギターを宅録するのに私はマルチエフェクターを使ってライン録音をしていました。
マルチエフェクターはZOOMのやつなんでこんなやつです。
ぐおー超絶懐かしい!これでかっくいー(当社比)歪みを作って録音してましたわ。後にも先にもマルチエフェクターを買ったのはこれだけです。今どこいっちゃったかなあ。
エフェクターの思い出についてはそのうちまた改めて語りたいと思います。
後は適当にドンキホーテかなんかで買ってきたカラオケマイクでボーカルを取れば完成!
何故かマイクだけ当時のものが残っていました。まだ使える!!それも意外とKOSSのやつだしwww 貴重www KOSSと言えば今ではヘッドフォンを作ってますね。
まあそんな感じで90年代後半の宅録野郎の思い出話でした。
若い人はふ〜んって感じでしょうがね。
しかし、改めて思い出すと、それほど今とやってること変わらないかもしれませんね。まあ今はmacbook proでドヤ顔ですけど。
でわでわ。
中古ならまだあるみたいですね。ドクターwww